逆評定気味に、先化1年目を振り返る
次春から、留年が多いと言われる東京理科大学理工学部先端化学科の1年次をクリアして2年生になろうとしている…
今になって昨年を振り返ると前期は真面目に、後期はクソ適当に過ごした。対極の生活を送ったが前期後期ともにしんどかった。こんな調子で1年大学生をやって思う事が色々あった…そしてこれから来るであろう後輩に同じ思いを出来るだけして欲しくない、というか留年してほしくないので
なんか役に立てたら良いなぁという感じで理科大理工学部先端化学科1年の勉強、生活などについて、今年度('19)を振り返りながら書く。サークルとかの話は無いよ 俺実質的なノンサーだし
というわけで真面目に単位取りたい理科大生向け、特に1CA向けの内容になってます。
もくじ
- 前期(〜2019/8/7)
- 入学当初
- ※般教の選び方について
- 1.化学1A(月2授業、木1演習/S先生)
- 2.心理1(月3/Y先生)
- 3.微分積分学1(月4/H先生)
- #化学実験レポート(火9:00〆)
- 4.Freshman English 1(火1/G先生)
- 5.物理学1A(火2/S先生)
- 6.法学1(火3/A先生)
- #メディアとコミュニケーション(火3/M先生)
- #心理(火4/I先生)
- 7.電算機基礎(水1/I先生)
- 8.化学2A(水2授業、木1演習/G先生)
- 9.物理学2A(水3/I先生)
- #環境と倫理(水5/I先生)
- 10.化学演習(木1)
- 11.Leading&Writing Skills 1(木2/I先生)
- 12.哲学1(木4/H先生)
- #予習ノート(金10:00〆)
- 13.数学1(金2/O先生)
- 14.化学実験(金3〜)
- 後期(2019/09/13〜2020/01/24)
- おわりに
前期(〜2019/8/7)
高校とかに比べるととにかく長かった。あと夏休みが短い
受講した科目と成績↓
(赤は必修、青は一般教養科目→般教と呼びます)
前期は良い意味で、真面目だった。正直、根が不真面目なのでこれには自分でも驚いている。周りが殆ど授業を休まない程に真面目だったので、良い意味でそれに影響されたんだろうか。自分も授業は基本的に休まなかった?し、授業の内容を授業の度に抑えて次の授業に付いていけるようにしていた。ただ予習は全くやらなかった、なんならやる必要が無い。
基本的に授業で扱う内容は、今までにやった事ないような新しい事が多いので、予習するくらいなら無限に授業の復習をした方が良いと思ってた。
入学当初
とにかく色んな時にチャンスを伺っては色んな人へ話しかけた。それで何とかなるよ(知ってる人は多ければ多いほど色んな面で助けになる)
※般教の選び方について
先端化学科1年生は、履修単位上限からして基本的には前後期合わせて7単位分般教を履修する余裕がある。体育、二外科目を除いた殆どの科目が1科目あたり2単位なので、3つ講義を取ってあと何か、というのが基本的なスタイル。自分は後期に楽をしたかったので前期に6単位分取って後期は何もしなかった…よっぽどの理由がない限り、1年が終わるまでに6単位は取っておきたい
ここで残りの1単位を体育にするか二外にするかという選択を迫られる人も居るが楽をしたいなら絶対に体育を取るべし。二外はそんなに甘くない(らしい)
各科目を振り返る…
1.化学1A(月2授業、木1演習/S先生)
≪中間試験/期末試験/演習≫
入学して初めに受けた科目だった気がする。
内容はそんなに難しくないし、高校化学でやった内容が多いので正直楽単。但し毎回出席チェックがあるのでピ逃げ厳禁。ゴミシステム
"演習"、という小テスト+解説がメインに行われる講義が木曜日にある。これは休んだらその回の点数が0点になるので絶対に出席すべし。テストを受けると、次回に答案を返してくれて、その際に点数も分かる。毎回10点満点でこれが5回あった。自分は42/50だった
中間期末テストがある。勉強の流れとしては
①木曜の演習を過去問で対策(数値まで同じなことも)
②これに加えて授業の内容
これで十分だった。内容は平易(授業を聞いてれば)、共に満点を狙うべき。Sを狙うなら木曜の演習も常に満点を狙うべき。
2.心理1(月3/Y先生)
≪出席点/授業内レポート/期末試験≫
月曜2限、4限が必修科目の授業なのでこの時間帯に何か受けようと思って色んな科目がある中、心理を選んだ。というのは「この科目は楽」という話を聞いたから。確かに、抽選次第で受けられない程の人気科目だった。運良く抽選に通り、実際に受けたところスマホ使用禁止、板書の写真を撮ったら落単、といったルールがあってしんどかった。更に授業内レポートとかいうのもあって全然楽単じゃないなあと思ったが、期末がめちゃくちゃ簡単(授業聞いてれば)。先生が出題内容を授業中に教えてくれるので、板書を手元に頭に詰めていけばテストは楽。思い返してみると、確かに楽単だw 授業にちゃんと出席して、授業内レポートを提出し板書を少し覚えるだけで必ず単位は貰える。俺は授業2回休んでレポートを1回出さなかったが、Aだったということを考えるとSも難しくなかったのかな?
ただ注意して欲しいのが、毎週火曜日に提出する実験レポートを計画的に終わらせる事ができないなら、月曜3限の科目は受けない方が良いということ。宿題をギリギリでこなす人にはお勧めできないコマ。自分もそれでめちゃくちゃしんどい思いをしました
3.微分積分学1(月4/H先生)
≪期末試験(+小テスト)≫
前述のレポートの進捗次第でこの授業の立ち位置が変わる。終わってる人は悠々と自分のやりたい事に取り組み、そうでない人は必死にレポートを書き上げる時間。一方で授業をまともに聞いていないのは全員共通、授業をしっかり聞く場合は心して臨んでください。ちなみに前期は微分しか扱いません
この科目は期末試験に加え、抜き打ちの小テストが数回ある。ピ逃げ厳禁。サボるならカードタッチNG
教科書を参考にしながら解けるため小テスト自体は平易、かつ成績にも救済に使われる位で基本的に加算されない。但し小テストがあった次の回の解説はノートを取るだけでなくしっかり聴いた方が良い、なぜならこの内容が期末テストにまんま出たし、正しい回答をしたつもりでも先生の仰った内容に適する回答でないと減点が発生する!(はず)
周りには試験直後は出来たつもりでも成績開示を見たら良くなかった友達がたくさんいた。これは多分解説をしっかり聞いてなかったからだと思われる
前期唯一の期末試験1発勝負科目だった。期末試験対策としては、過去問+小テスト見直しで十分。だから単位のことだけを考えたら授業は全く聴く必要がない。おそらく欠席による成績の減点は無い。(3欠席)
#化学実験レポート(火9:00〆)
電車が遅延しようがバイトサークルが忙しかろうが、毎週この時間までにレポートを提出している必要がある。なお、手書きしか認められていないためインターネット経由の提出は不可。従って、家が遠い人は前日までに終わらせておくのが安全。詳細は化学実験で書きます
4.Freshman English 1(火1/G先生)
この科目は、入学直後に受けるTOEICの成績でクラスが振り分けられ、少人数で授業を受ける。自分は1番上のa組だった。ボーダーは560くらい
英語は担当する先生によって授業方針が違うので当たり外れが大きいが、この先生は大当たりだった。パソコン弄りながら周りと話してたら授業終わる。テスト?も適当にこなしたら何とかなる。ただ評定が良くなかったのが謎、結構休んだからかな?(2欠席)
有志から頂いた他の組の情報も載せておきます
F先生はどんなことをしても厳しくただひたすらに耐えるしかない。今年は抗議の結果ほぼ全員にAが与えられたが、油断してはならない。確実に外れくじである。課題をこなしてAがもらえることを祈るしかない。
5.物理学1A(火2/S先生)
≪中間レポート/期末試験≫
高校での力学分野を微分積分を用いて扱うのがこの科目。授業ノート取って授業中、授業後それと睨めっこして理解すればok。後述の物理学2Aに比べれば取り組みやすい印象だった但し採点は厳しめ
中間レポートと期末試験の2つが成績に関与してたけど本当は中間も試験やるつもりだったらしい。おっかな
あと先生が昨年までと変わってた影響で過去問を全く解かなかった。実際過去問と試験問題の内容が全然違かったので、担当の先生が変わったら過去問はあまり気にしなくても良いかも、という教訓を得た。
6.法学1(火3/A先生)
≪出席点/プリント/期末試験≫
心理と同じく、楽単との知らせを受けて受講、運良く抽選に通った。
授業は聴く必要がない、左寄りのおじさんと戯れたい方はどうぞ。出席点は有るし座席チェックもされるので内職安定
この講義では、毎回授業で配られるプリントの穴埋めを行い、裏面に適当なことを書き殴り、期末試験直前に先生にそれを見せる機会があるので提出すればokなので内職し放題。中間試験とかは無い。とにかくプリントをコピーでもなんでも入手し、提出期限直前で教科書を図書館で借りて友達と協力して穴埋めを一気にやるのが最効率。
期末試験は教科書持ち込み可。教科書からの出題なので、索引を見て該当範囲をいち早く見つける検索バトル()となる。確かに楽単だった
なお、火5限に全く同じ講義があるので、3限の人からテスト内容を教えてもらい後ろの5限で完答できるというカンニングが存在する。帰りが遅くなるけど評定が欲しい人はやってみては?(実際にこれやった奴がいた)
#メディアとコミュニケーション(火3/M先生)
般教科目のひとつ。俺は受けてない(#の付いた科目は全部受けてないよ)けど、聞いたところによると楽と言われるが楽ではないらしい。
この科目のレポート丸投げされた事があるけど面倒くさそうだった(断った)
#心理(火4/I先生)
般教科目のひとつ。単位自体は簡単にくるとのこと。
内容が月3の心理と少し違う部分だった、というのは覚えてる
7.電算機基礎(水1/I先生)
≪出席点/課題点/期末試験≫
朝早く起きて、授業に遅刻せず全出席!
↑これが1番大事で、それ以外は特に言うこと無し。俺は休み過ぎて単位落とした(4欠席)
パソコンでExcelとかプログラミングを扱う。後期の事を考えるとしっかり授業を聴くべき。また座席の都合上、学籍番号の近い人と仲良くなっておくと楽しい
あと期末試験では過去問がほぼまんま出るので過去問は何としてでも入手すべし
8.化学2A(水2授業、木1演習/G先生)
≪中間試験/期末試験/演習≫
関門の1つ。正直後期のことを考えるとここ落としたら留年と思った方が良い
一部の人は化2、蟹、🦀などと言うことがあります
授業前に配布のデータをプリントアウトして、授業中にそれにメモを追加していく感じで授業を受けると良い。板書はプリントの内容を写してるだけなのでメモだけで良い。内容はそこそこ難しい。演習(1回につき50点満点)の採点が厳しく、記述の抜けをしっかりと咎めてくる。但し演習が成績に及ぼす割合が化学1Aより小さいので、対策をして中間/期末で高得点を取れば耐える。過去問が非常に有効で、期末は100%過去問のままだったくらいである。参考までに自分の演習での得点は70%くらいだったはず
ヘモヘモヘモヘモ…ヘモグロビンはあまりにも有名
9.物理学2A(水3/I先生)
≪中間試験/救済レポート/期末試験≫
こちらは電磁気を微分積分を用いて扱う科目、だけど前期はガウスの法則とコンデンサー位しかやらない
板書がとにかく速いので、とにかく全部ノートに書いて理解するのは授業後、というスタンスで臨んだ結果何とかなった。ノートを見て分からなかったらネットを頼れば良い。ベクトル解析演算子(grad,div,rot)、そして(体積電荷密度)=(電荷)/(体積) などの基本的な関係が分かってればそこまで苦労しないはず
中間、期末と試験があったが基本的に過去問通り。問題は少し変わっていたけど傾向が全く同じなので対策はしやすい、そして非常に採点が甘い。中間で死んだ人の為に救済レポートまで設置してくれたし、良い人すぎないか???
#環境と倫理(水5/I先生)
般教のひとつ。楽と言われるが楽ではないらしい。期末直前にノート暗記しまくる人がいたのはよく覚えてる
10.化学演習(木1)
化学1A、2Aの授業内容にリンクした内容のテストを1A、2Aと隔週で交互に行い、次回にて返却される。がっつり成績に反映されるが、過去問やってれば余裕なはず。ところが、怠け者の俺はしばしば対策を怠っては破滅していた… 愚か
11.Leading&Writing Skills 1(木2/I先生)
英語。名前順で3つにクラス分けされる。自分のクラスでは、英語で書かれた本を読んでその読んだ文字数で成績の一部をつけようとしていた(M-Reader)が、途中でチート技(日本に関する本を読めば、例え読んでなくても内容が分かるので文字稼ぎが出来る)が発見されメチャクチャになり、グレードS0人という結果が爆誕した。
英語等の語学系は友達を増やすチャンスだと思うので、休んだ時の機会損失は大きいかもしれない。
12.哲学1(木4/H先生)
≪出席点/期末レポート≫
癒し枠。これも楽単だと聞いたので受講、抽選に通った。運良すぎ
成績に関与するのは出席と採点ガバガバ学期末レポートのみなので、ピ逃げしてコピペすりゃ単位が来る。一方で真面目にやってもS評定は難しい
始めの数回はしっかり授業を聴き板書をとっていたが、宿題などが連なってきて最終的には予習ノートタイムになっていた
#予習ノート(金10:00〆)
その日行う化学実験の予習をノートに書いて提出。過去ノートの写経。形式さえ守ればA評価は堅いのでそれなりに手を抜いていた
ただその後の実験で手順を理解してなかったりするとパートナーに迷惑をかける事になるので、さぼり過ぎは非推奨
13.数学1(金2/O先生)
≪中間試験/期末試験≫
線形代数。授業がとても分かりやすいため、毎回もらえる演習プリント(LETUSにアップロードされて、試験前には解説も掲載される)をちゃんとこなせば中間/期末共に完答可能。単位は堅い…
ので言うことがない
14.化学実験(金3〜)
≪予習ノート/実験レポート/出席前提/最終回小テスト?≫
取らないと即留年確定。 絶対に休むな
俺は初回休んで4月時点でB評価以下が確定して怖かったです
3回休むとかレポート遅延しまくるとか、相当やらかさないと落ちないけどレポートは全部出さないと死にます
予習した内容について実験して、結果をメモってそこから考えられる事をレポート(火曜提出)にまとめる
これが一連の流れだけどTAさんが居るので便りまくるのも1つの手
実験は終わった順に帰宅なので、ダラダラしてるとパートナーの反感を買う可能性あり 実験パートナーは長い付き合いになるはずなので大切に
レポートについて
基本的には、要旨→原理→方法→結果→考察→参考文献の順に書くけど原理と方法と参考文献は過去レポートの丸パクリでもok 配点も低いし…
でも、考察は絶対に自分で考えて書いた方が良い。後期で痛感したけど過去レポートには結構嘘も書いてある(ものもある)から何も考えずに写してると良い評定は期待できない だが写しであろうと出しさえすれば単位は来る
こうして前期を振り返ると、日頃から割と授業を聞いていたので、期末試験直前になってもそこまで焦らなかった気がする。この感触が後期クソ生活の温床となった
また、前期は真面目だったからだろう、試験とかレポート提出日が近づいて来ると色んな人から質問が飛んで来ていた。人に頼られるのは嬉しい一方で、期末直前とかは流石に量が多過ぎて1度パンクした。知り合いが多いとこういう面では苦労をする。自分に無関係の般教投げる奴はサイコパス
質問をされる事については何とも思わないが、その質問に返答してもらうと同時に回答者の時間を奪っている事を理解してない人間が散見された。一部の大学生は「他人を利用し尽くすのみ」という『テイクアンドテイク』スタイルをとっていて、これには非常にうんざりした。お礼チップ0の知恵袋があってたまるかよ。パンクの原因。
ここら辺で『大して考えないで問題を丸投げする人間』と『テイクアンドテイク人間』はほぼ同値である事に気付いた。もちろん例外もいる
後期(2019/09/13〜2020/01/24)
後期はめちゃくちゃだった。授業は出ずに途中で帰ったり休みまくったりと、前期の驕りが思いっ切りでていたなあと思う。
この怠惰の元には"真面目にやると『テイクアンドテイク』人間に搾取される"という前期の反省もあったのかもしれない。だが度が過ぎていた
おかげで期末試験直前は地獄のような精神状態だった事は言うまでもないが、意外にも成績の開示はあまり悪くなかった。
後期の自分はとにかくサボる事を考えていてどうにかして授業ブッチ出来ないかとか考えていた気がするが、どう足掻いても実験レポートだけはサボれない事が分かった。他は幾らでもサボれる
なお、講義に対する取り組み方が前期と全く異なったため基本的に「こういう勉強をしたらこうなった」ではなく「直前に何をしたらどうなった」という体で進むので悪しからず。
受講した科目と成績はこちら↓
1学期に比べて全体的に評定が悪い。当たり前だ
1.化学1B(月2授業/木1演習S&Y先生)
≪中間試験/期末試験/演習≫
前期の化学1A、の後期バージョン。講義名は化学、という名前をしておきながらやってる事がほとんど物理。原子核とか光電効果辺りを皮切りに量子化学を扱ったらしい、序盤は高校物理を抑えてる人に少し有利
授業は配布プリントの穴埋めしとるだけやんけ!と思ったので"穴埋めが全部埋まってるデータ"を入手した日から授業を一切聴きませんでした。毎年同じプリントを使うのが悪い
『穴埋めデータを入手後、過去問、プリントの例題でテスト対策』
化学1A同様、中間/期末/演習とテストがあるけどほぼ全て過去問で対策可能。数値が過去問とまんまなので計算問題は解答だけ覚えて解きませんでした。(-13.6)
試験1日前に焦って勉強始めても"単位は"取れる。
2.微分積分学2(月4/H先生)
≪期末試験(+小テスト)≫
基本的に前後期で先生は変わるけど数学(微積、数1)の先生は変わらなかった。従って授業を全く聞いていない
前期に
「出席は全く考慮しない」
と仰っていたので6回/14回欠席した。
普通の科目ならここで落単が確定するがこの科目は期末の点次第でいくら休もうが単位が来る事が分かった
前期の結果からやるべき事が分かっていたので、期末前日に小テストの見直しと過去問を解いて試験に臨んだ。結果、手応えの割には良い評定を貰った。そこそこ勉強したのでS欲しかった、悔しい
#実験レポート(火8:55〆)
後期も実験レポートが存在。しかも何故か提出期限を5分早める謎采配、おかげで起床時間が15分早まった
3.Integrated Skills in English1(火1/H先生)
ざっくり言うと、前期の火曜英語に比べてめちゃくちゃハードだった。毎回1回は全員指されるし、英作文3本/4人でのディスカッション1回/1人でパワポ作って発表1回/出席点、と評価対象になるものが多い。でもそれぞれ終わるたびに点数を開示してくれるので、状況次第で力の入れ具合を調節出来るのが良いところ。折角だし点数を書いておきます
出席:10/10(14/14回)
英作文:23.7/30.0 <(74+78+85)/300を30点満点換算>
discussions:26.4/30.0 <88/100を30点満点換算>
パワポ:23.4/30.0 <78/108を30点満点換算>
Σ 83.5/100.0 →A評定
採点は緩い。体感では英作文が少し厳しめだった
4.物理学1B(火2/K先生)
≪レポート2本/期末試験≫
前期に引き続き力学、それに加えて熱力学を微積分を用いながら扱った。期末は過去問が無かったのでレポートの解き直し、ノートの見直しをして臨んだがレポート問題だらけだったので許さない
ところが第2回以降、板書は進むけどずっと黒板を向きながらボソボソ喋ってる姿が目につき始めてからは、
「これノート取ってれば大丈夫なやつだ」
と思うようになる。前期の電磁気と同じ
ここで、《前期物理1Aを落とした人に勉強を教える代わりにノートを取ってもらう》という作戦を思いついたので実行、それ以来火曜日2限はピ逃げし柏でラーメンを食べる時間になった。
この作戦は『ギブアンドテイク』の形にハマってたなぁ、と思われる。勉強を教えた相手の人も単位取れて進級できてた。おめでとう
一方の自分は期末で運動方程式を書き間違えるという人権を失いかねないミスをしC評定。病気か?
5.分析化学(水1/I先生)
≪出席テスト/期末試験≫
前期は欠席のし過ぎで落単した水1だが、電算機基礎とは関係がないごく普通?の講義である。ただ、毎回始めに出席テストがあり受けない度に点が消えていくので遅刻はしない方が良い。ただ小テストは過去年度の小テストとほぼ同じ、ノート参照可なので簡単
スライドで授業が進んで行くがどこにもスライドのアーカイブが存在しないので写真なりノートをとるなりしておくのが良い。自分は写真撮ってた(パシャパシャ鳴らすのは良くないから無音カメラ導入すべし)
最初は遅刻とかしつつも出席はしてたが12月は授業にすら出なくなった。怠惰の権化
出席テスト全然受けてないし良い評定は絶望的なので、過去問を入手して単位だけでも攫おうと方針転換。過去問が期末試験前日に自分の元へ転がり込んできたのでそれだけは解けるようにして臨んだら100%過去問のまんまでおったまげた。とはいえあまり解けた気はしなかったけれど開示を見たらS評定だった。は?
6.化学2B(水2授業、木1演習/S先生)
≪中間試験/演習/期末試験≫
先端化学科1年最難関科目。先生もコワイ。間違っても私語を話そうもんなら三途の川がコンニチワするので注意(他の教科も似たようなもんだけど)。でも授業はとても分かりやすく、事前配布のデータをプリントアウトして、授業をしっかり聞いてそれにメモっていけば理解は追いつく。要するに休んだら危険
そして毎年試験問題を変えているので過去問は参考にしかならない。とはいえ、ちゃんと授業を聴いて過去問を理解していれば単位は取れる。とにもかくにも中間でやらかすと難易度の上がった期末でしんどい事になるので中間を堅めるのが第一歩
7.物理学2B(水3/A先生)
≪レポート2本/期末試験≫
内容としては前期の物理学2Aの続き。電磁気(マクスウェル方程式、交流)を微積を用いて扱う。前期にやったベクトル解析に用いる演算子の知識(grad,div,rot)が大きな助けになる。授業はスライドを用いて行われるがアーカイブがLETUSに上がっているのでそちらで確認すれば良い。なのでこの授業は1度も聞かなかった
レポート課題2つと期末試験(持ち込み可)で成績が出る。レポートは真面目にこなしたが期末試験でやらかした(体感)。過去問からは全く出題されないという情報が試験前日に入ってきたので、いつも前日からやる過去問対策を全く行わなかったが試験を受けてみたら大問4つのうち3つが過去問と同じ。情報に殺された。オイオイオイオイ
過去問の解答くらいは作って持っていけばよかったなあと反省。
なおこの授業も5回/14回、欠席(ピ逃げ忘れ2回)して落単を覚悟していたが、何故か許された。ありがてえ
8.化学演習(木2)
前期と同じ、過去問ゲー。
後期は前期以上にサボり過ぎた
破滅した。
9.Listening&Speaking Skills 1(木2/H先生)
≪試験3回/ちょっとした課題提出11回/出席点≫
先生がめちゃくちゃハキハキしているので、徹夜明けとかだとテンションについていけない。内容は難しくない。途中からめちゃくちゃ喉を酷使するフェーズが始まるので、飲み物を持っていくようにしていた…
後期の火曜英語同様、各セクションでの点数が分かるのでそれに合わせて調節できるからとてもありがたかった。そのおかげで年末回は休めた(点数忘れた)
#予習ノート(金8:55〆)
前期と提出時間が違うので注意
2回提出遅れて結構点持ってかれる気分になった
10.化学工学基礎(金1/K先生)
≪レポート2本/小テスト1回/期末試験≫
前期は金1限無かったのに…と思っていたが、予習ノートを当日提出すれば絶対出席できるのがこの科目
授業は蟹と同じ、配布データをプリントアウトして、そこにある穴埋めをしていく感じ。だがどういうわけか授業をまともに聞かずに、後の負担を減らすために内職して実験レポートの原理とか方法を先に書いてた…
レポート直前になって焦って内容理解して〜というスタンスを取っていたので期末試験前には何も覚えていなかった。2日前から焦ってレポートの見直しをしていたら過去問が降ってきたので更に過去問を対策したら期末試験は楽々だった。ありがとうございます
11.数学2(金2/O先生)
≪中間試験/期末試験≫
前期の続き。線形代数を扱う
前期の感触から配布プリントさえ出来るようにしておけば単位は堅いことが明らかになったので、ピ逃げだけして授業には出なかった。教室が混み過ぎてて暑いからあの空間に居たくなかったんだよね
中間も期末もそこそこの出来で評定もそこそこ。あまりこの科目については言うことがないが、生徒の事情をとてもよく理解してらっしゃる良い先生だなあと前後期を通じて思った。解説も分かり易かったし
12.分析化学実験(金3〜)
≪予習ノート/実験レポート/実験前小テスト≫
前期と流れは同じ。後期は分析化学という事で、誤差などが肝要になってくる。なのでExcelでグラフ作ったり曲線描いたり相対誤差を計算したり、と考察が少し大変になるが、ここをしっかり書けば良い評定が期待できる。自分は実験Sが欲しかったので考察をガチで書いたけど、予習ノートで手を抜き過ぎてBとCを1回出してしまったのと予習ノート遅刻提出を2回やったからだろうか、無理だった… とにかくレポートは考察が1番肝心なのでそこに力を込めるのが良いと思う
後期は授業をブッチしまくったが、これを周りもしっかり見ていたっぽくて前期に比べて試験直前に飛んでくる質問の数が激減した。自分の勉強に追われてたし来ても答えられる気がしなかったけどこの点では精神的に楽だった。
おわりに
そして、前後期で対極の取り組み方をして分かったのが
①過去問+レポート課題の見直しで単位は取れる
②出席は67%を切らない限りあまり重要ではない
③情報をすぐ信じるのは危険
この2つ。
ここで問題になるのが過去問の入手だが、これにはまず
①化学研究会(サークル)の過去問データベースを頼る
ここがスタートライン。配布会をやってくれるのでがっつり頼りにいこう、化学研究会さんありがとうございました。だけど正直これだけじゃ足りない科目や、誤答もあるのでこれに加えて
②同科の友達を頼る
サークルに入ってる人は先輩を頼るのも1つ。サークルに入ってない自分みたいな人は、サークルに入ってる同学科の友達を頼るべし。過去問貰いっぱなしの『テイクアンドテイク人間』にはなるべからず
自分は過去問を貰ったら自分なりに答案を作ってその人に送るなどしていました。無理ならご飯を奢る、とか何でもいいから感謝の気持ちを形で伝えるのが大切です(言葉だけじゃキツいものがあるよ)
以上です。1年辛かった、2年はもっと大変になるみたいだけど、数ある大学の中では特殊とも言われるこの大変さを楽しみながら過ごしていく余裕を持って過ごせたら良いなあ、と思います
それではまた。